父のこと

お金のこと

みなさん、こんにちは。

私の夫が今話題の「103万円の壁」に悩んでいます。10月に最低賃金が上がったこともあり、夫は103万円を超えないように働く時間を調整していて、以前より仕事から帰ってくる時間が早くなっています。働く側はもちろん、雇用する側にとっても調整が必要なので、現場はなかなか大変だと思います。本当にこの「103万円の壁」がなくなる日が来るのでしょうか・・・?

さて、今日は私の父のことをお話ししたいと思います。
父は50代まで仕事を続けた後、早期退職し、そこからはのんびりとした生活を楽しんでいます。一方、母は私たち家族の大黒柱で、家計は母がすべてを賄い、私の教育費も母が負担してくれていました。父はというと、家のリフォームや車の購入など、大きな支出が必要なときにサポートしてくれるような形です。

父からお小遣いをもらうことはほとんどありませんでしたが、孫が生まれてからは会うたびにこっそり渡してくれるようになりました。最初は「おっ、珍しいこともあるものだ!」と思ってすぐ使っていましたが、ふと「あまりお金のない父のお金を簡単に使ってしまうのはもったいないな・・・」と思い、今では貯金するようにしています。半年に一度会うか会わないかなので頻度は少ないのですが、会うたびにちょっとした楽しみになっています。

父も「会ってお小遣いをあげるのが楽しみなんだ」と言ってくれます。父の財布はこれまでずっと“がっちり”閉まっているイメージでしたが、年齢のせいもあってか、こんな形でお金をもらえるようになるとは思いませんでした。

とはいえ、私は「人のお金」にはあまり興味がなく、自分で貯めたり増やしたりするのが好きな性分です。

まだ両親は元気ですが、今後もし介護が必要になったり、施設に入ることがあれば、きっとお金がかかるだろうと感じています。老後資金というのは、ただ日々の生活費や旅行・趣味のためだけでなく、将来誰かに世話をしてもらうための費用も含めて考えなければならないのですね。

老後資金のことを考えると、少し切ない気持ちになりました。


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